腹水穿刺
お腹に腹水が溜まってきたらまずは利尿剤を処方されます。
しかし利尿剤を飲んでも症状が改善されない場合は腹水濾過濃縮再静注法(CART)になりますが、腹水濾過濃縮再静注法(CART)はできる病院が限られているため、腹水濾過濃縮再静注法(CART)ができない場合、腹水穿刺になります。
腹水が溜まる原因
腹水は健康な状態でも多少はあるそうです。
- 血漿蛋白の減少による膠質浸透圧の低下
- 門脈圧亢進
- 腹膜炎、悪性腫瘍の腹膜播種、肝臓がんの破裂
などが原因になるそうです。
女性の場合はここに卵巣がんも加わります。
腹水穿刺は入院が必要?
岸和田徳洲会では外来でやってくれます。
しかし、私の母が抗がん剤を打っていた病院では入院しないとできないと言われました。
入院しないといけない理由が、腹水穿刺の経験が少ないため、万全を期すためと言っていました。
その後岸和田徳洲会では入院してないと言ってみると、母だけですが外来でもしてくれるようになりましたので、病院によっても違うみたいです。
保険は適用?
健康保険はもちろん適用になります。
腹水還元のように月2回等の制限があるのかはわかりません。
どれくらい時間がかかるか
岸和田徳洲会の場合です。
腹水の溜まるスピードが早く、腹水濾過濃縮再静注法(CART)の月2回では追いつかない月に受けました。
腹水濾過濃縮再静注法(CART)とは違い、腹水を抜いたら終わりです。
なので、腹水を抜く場所は点滴室で行います。
ちょくちょく米村先生が来るそうで、あれだけ来たらそら診察が遅れていくわと母が言っていました。
時間は午前中で終わります。
腹水穿刺
腹腔内に管を入れ直接腹水を抜く方法です。
直接抜くので腹水穿刺だけを頻繁にやると、腹水に含まれている血漿蛋白等が減るため、さらに腹水を増やしてしまい弱っていくと米村先生は言っておられました。
腹水濾過濃縮再静注法(CART)では追いつかない時の補助的なものと考えていたほうがいいと思われます。
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