高カカオチョコレート
情報提供 らら様
普段なにげなく食べているチョコレートにがん予防効果があります。
子供の頃はチョコレートを食べすぎると鼻血が出ると言われましたが実は健康にいいです。
チョコレートには抗酸化物質(=老化防止)と言われているカカオポリフェノールの他にカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル分や食物繊維も含まれています。
またフラボノイドやテオブロミンなど健康に良いとされる成分も含まれていますが、これらの成分はどのチョコレートにも存在するという訳ではなく、カカオが70%以上含まれているチョコレート(高カカオチョコレート)に多く含まれています。
カカオポリフェノールの効能
- 動脈効果を防ぐ
カカオポリフェノールにはお茶に含まれるカテキンと似た構造の「エピカテキン」が含まれています。エピカテキンは血圧を下げる、HDL(善玉)コレステロールを増やすなどの効果があることが認められ動脈硬化を防止する効果が期待されています。 - ガン予防に期待
カカオポリフェノールの抗酸化作用が体内の活性酸素により引き起こされると言われるガンの効果に期待されています。日本で一番患者数が多いガンは胃がん(死亡者数は肺がん)ですがチョコレートをたくさん食べる国はガンによる死亡者数が少ないという研究結果が出ています。 - アレルギー性疾患やリウマチ、花粉症にも!
ガンと同じように活性酸素により引き起こされるアレルギー性疾患やリウマチにも果があります。春や近年は秋にも花粉症で悩んでいる方が多いですが
そのような方の活性酸素を抑える働きがあります。 - 認知症予防
脳に多く存在する「DHA」の酸化予防に効果があり 認知症の予防の効果も期待できます。 - 紫外線から肌を守る
こちらも抗酸化作用によるものです。
カカオポリフェノールの上記以外の効果は
- 咳(せき)を抑える(テオブロミンの効果)
- 脳卒中のリスクの低下
- 肥満の予防
- 歯周病予防の効果
- 集中力、記憶力を高める作用
- 疲労回復効果
- 血圧の上昇を防ぐ効果
などが挙げられます。結局こうした効果は、血液に対する抗酸化作用(サビ落し)ですので、当然、多くの眼科疾患にも効果が期待できます。
例を挙げると、花粉症、アトピー性眼症状、ドライアイ、緑内障、黄斑変性症、静脈閉そく症、そして忘れてならないのが「近視の進行抑制」です。
チョコレートを食べる量
高カカオのチョコレートは100g(板チョコ1枚分)だけで30代女性の1日分の脂質量が含まれています。
他の食べ物でも脂質を摂取しますので1日に食べる高カカオのチョコレートは50g以内、できれば25g位が理想です。
また抗酸化作用があるポリフェノールですが効果は食べてから数時間内であるので1日にまとめて食べるのではなく、分けて食べるのがポイントです。
生活習慣病の改善などの健康効果に関する報告から、1日に少なくとも5~10g程度のビターチョコレート(1~2かけら程度)を毎日続けることがよいと考えられています。
高カカオチョコレート
私は明治の高カカオチョコレートを1日1枚食べさせていました。
スーパー等でどこでも売っているので手に入りやすいというのと、個装されているので1日1枚と食べやすいというのが理由です。
カカオ72%はすごく食べやすいです。
ちょっと苦いくらいのチョコレートです。
ポリフェノールが100g当たり約2540mg入っています。
カカオ86%は慣れると甘く感じてきます。
それまではそこそこ苦いです。
ポリフェノールが100g当たり約2940mg入っています。
カカオ95%はかなり苦いです。
むしろ苦みしかありません(笑)
ポリフェノールが100g当たり約3480mg入っています。
私は少しでもがんに効くならと食べさせていました。
金銭的な負担が少なくて気軽に続けられるのでいいと思いますが、あくまでも嗜好品なので取らないよりも取ったほうがいいかも?程度と思っていたほうがいいのかもしれませんね。
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